「そう遠くない未来に、世の中の仕事の大半はロボットに取って代わられる」
昨今、こういったニュースや記事を見かける機会が増えました。
実際、A(人工知能)Iやロボットによる仕事の機械化・自動化の普及は目まぐるしく、科学なんか全然興味が無い僕でさえテレビニュースを見る度に
「お~、なんかよくわからないけど、将来ドラえもんみたいな世界が実現しちゃうのかな~」
なんてことを柄にもなく考えてしまうわけです。
そこで本日は
期間工の仕事がロボットに取られて、仕事がなくなる日は来るのか?
という記事を書いていきたいと思います。
というか、機械化できるところは既にやってる

上記のニュースを見た時に、最初に思ったのは
「そういえば工場でも機械がやってくれてること、結構あるよな」
そうなんです。僕たち工場員にとっては当たり前の光景ですが、工場の機械化は割と進んでいます。
機械でできない作業を僕たち期間工が、人の手によって作業してるわけです。
もし本当にコスト面で機械化を推し進めているとしたら、そもそも期間工なんて雇わないですもんね。
AIに本当に工場の仕事できる?

正直、僕は工場仕事の全てが機械化できるとは到底思えないんですよね。
組立の仕事を例にすると、
- 台車に部品を乗せる(作業員A)
- 流れてきた台車から部品を取って、自身の工程を完結させる(作業員B)
- 部品の不具合や作業ミスを修正する(作業員C)
超単純に書いても、これだけのことを一つの工場で何十人、何百人と行っているわけです。
現場で働いてる人にはわかると思いますが、ライン仕事って単純作業に見えて、意外と繊細な作業が多いですよね。
これを全て機械化するとなると、莫大なお金がかかります。
また、実際に機械化するとなったとして、設置する工事にもお金も時間も取られます。
こんなことが5年や10年で出来るようになるとは、とても思えません。
10年後の未来にどのような技術が開発されているかはわかりませんが、少なくとも期間工の仕事がロボットに取って代わる、というのは、現状ではあまり現実的ではないと思います。
機械化よりも外国人労働者の方が脅威!?

どちらかというと、この外国人労働者に我々の仕事を取られるんじゃないか、というほうが余程現実的だと思います。
何故なら、発展途上国から日本に出稼ぎに来てる人達は、僕たちと同じくらいのクオリティの仕事を低賃金で行ってくれます。
僕たちの感覚でいうと低賃金だけど、彼らにとっては大金。だから日本に働きにくるわけですね。
現在は作業員全体の一割にも達していませんが、実際、僕の働いてる工場でもベトナム人、ブラジル人の作業者が増えています。
もし今後、外国人労働者が増えるようなことになれば、僕たち期間工にとっては脅威です。
一緒に働いてると分かりますが、彼らはすごく勤勉で、性格も良い人が多いです。
その上安く雇えるのだから、企業にとってはメリットだらけなわけです。
まとめ
- 期間工VSロボットの対決(笑)は、ひとまず期間工の勝ち
- でも外国人労働者の流入により、今後期間工の仕事が減る可能性は十分にある
本日の記事は以上です。ありがとうございました。

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