【品質・第一】期間工は”不具合”を出さぬよう心掛けるべし!!

 

期間工で働いてる人は絶対に各職場で言われてるだろうこの言葉。

「作業は遅れても良いから、”不具合”だけは絶対出すんじゃねえぞ!!」

そう、不具合は出してはイカンのです。

 

これは、我々製造業にとって最も大切なこと。

 

でも、期間工で働いたことのない人には、イマイチ、ピンとこないワードだと思います。

本日は、この”不具合”というものがどれほど重要なことか。

”不具合”を出してしまった作業者が、どんな目に合うのかを

お伝えしていきたいと思います。

 

 

”不具合”ってどういうこと?

不具合とは、それぞれの部署によって起きる不具合は微妙に違いますが、要するに作業ミスのこと。

 

例えば、組立課の不具合は

  • 接続端子のハーフロック
  • バンドのずらし忘れ
  • ボルトの締め付け不足

 

物流課の場合は

  • 誤搬入(誤投入とも呼ぶ)
  • 部品箱落下

 

これらが”不具合”です。

各メーカーから出荷される車に施される作業は、絶対に”不具合”の無いものでないといけません。

そりゃそうですよね。極端な話

 

  • 左右のミラーの向きが逆
  • 足元にボルトが一本落ちてた
  • パーツが緩んでる

 

自分の買った車にもしも上記のようなことがあったら、安心してその車に乗ることができません。

不具合の無い、高品質な車を出荷することは、メーカーにとっての最大義務であり責任なのです。

 

 

”不具合”はどうして起きるのか?

ここからは、各工場で作業員数が最も多い組立課の仕事を例にご説明します。

 

各工程には、専任の作業者が従事します。

そして

自分の工程=約1分前後の流れ作業

これを、丸一日延々と繰り返すわけです。

その数、約500台。

500台もの車に決まった作業を施す訳ですが、作業をしている間、手元が狂うこともあれば、不意に班長・職制から話しかけられることも。

作業が遅れているから、焦って手順を変えざるを得ないときもあるでしょう。

こういったときに、不具合は出やすいです。

 

つまり、標準作業ができなかったとき。

このときが一番危険ですので、こういったときは自分の工程で間違いがないか、すべて確認しましょう。

この時ばかりは、作業の遅れがあっても仕方ありません。

不具合出すよりマシです。

その理由を、次の項でご説明します。

 

不具合を出すとどうなっちゃうの?

簡単に言うと、居残り残業させられます

その時間は、出した不具合の重要度によって様々ですが、大体30分~1時間。

長い時には、深夜までなんてこともあります。

仕事終わってクタクタ、すぐ帰りたいのに不具合を出してしまったために、いつ帰れるのかわからない。。。

疲れもストレスもかなり溜まります。

だから、不具合を出してしまった日は、本当に憂鬱なんです。

 

別部署で不具合が発見されたとき

居残り残業の時間がどれくらいになるかは、不具合がどの時点で見つかったのかが、大きなキーポイントです。

例えば、自分の配属されている組内で見つかった場合は、おそらく厳重注意で済むでしょう。

 

しかし、もしもこれが別部署で見つかった場合。

こうなると、だいぶ厄介なことになってきます。

まず、その不具合が起きた原因の究明と対策を立てます。

そして、対策内容を記した「対策書」というものを会社に提出しなければいけません。

この対策書を提出するまで残らされるとしたら、おそらく2時間~3時間くらいかかるでしょう。

 

最悪のケース=市場で発見

お客様からディーラーにクレームが。

「運転していると、社内に異音がする。不安だから、至急車を調べてほしい」

調べると、エンジンのボルトに一本絞め忘れがあったために、エンジンが正常作動しておらず、異音がしていた。

つまり、市場で発見される不具合。

これはマジでシャレになりません。

不具合を出した工場で、大問題になります。

わざわざ現場までお偉いさんたちが、対策に乗り出してきます。

この時の対策は、長ければ数か月間かかります。

 

不具合を出した作業員は、肩身の狭い思いを

朝礼などで、起きた不具合の説明、重要度の説明がされます。

悪くいってしまえば、吊し上げです。

勿論、不具合を出してしまった者が悪いのですが、作業者だって人間。

ミスもすれば間違いも起こします。誰だって不具合を出そうと思って出してる人間なんていません。

 

それは皆わかっているのですが、毎日口を酸っぱくして言っている不具合。これを出してしまうと、言い逃れは効きません。

 

この時ばかりは、「畜生、期間工なんて辞めてやろうか!」と考えちゃいますね、、、。

 

不具合を出さないためには

作業手順は絶対に変えない

上記で述べたように、突発的な出来事が原因で、作業手順の”抜け”や”手順を変える”ことが原因で、不具合を出してしまうケースはとても多いです。

というか、それがほとんどです。

普段だったら起こさないミスも、ほんの少し順番を変えるだけで、やってしまいます。

作業手順の厳守は、それだけ重要なのです。

作業が遅れていても、手順は絶対に変えないようにしましょう。

 

 

不安なときはリリーフを呼ぶ

焦って作業していたから、バンドの位置やボルトの締め付けに不足があるかもしれない。

でも、もう次の車が来てしまっていて、確認をしている暇が無い。

こういう時は、リリーフを呼んで対処してもらいましょう。

リリーフとは、ライン外で作業者の管理・修正作業を担当している人です。

リリーフを呼んで「前の作業に誤りが無いか不安なので、確認お願いします」と言えば、その後の確認はすべてリリーフの責任になります。

作業者は、安心して次の作業に取り掛かってください。

 

 

まとめ

作業者の立場から不具合に関することを考えると、単純に作業ミス。

ですが、私たちの作っている製品は「車」。

私たちの出した小さな不具合で、お客様の命を奪ってしまう可能性があります。

そう考えると、とても責任の重い仕事を、私たちはしている訳です。

決して軽く考えず、、高品質の車を市場に出荷できるよう、日々の仕事をきちんとこなしましょう。

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ハンドルネーム: ズチアーノ ハンドルネームの由来: 名付け親はトヨタのチームリーダー。本名の”鈴木”をイタリア風に呼んだらこうなったらしい。意外と気に入ってたので、そのまま拝借しました。 ブログタイトルの由来:副業で月収100万円を達成したタイミングの開設だったので、調子に乗って付けました。 期間工としての歩み: 2014年5月 トヨタ自動車物流課に配属。 2017年4月 トヨタ自動車フル満了。 2017年6月 ダイハツ工業組立課に配属。現在、フル満了を目指し大阪で孤軍奮闘中。 2018年8月 ブログ「期間工でも月収100万円」開設。 ブログテーマ:期間工という働き方をもっと世の中の人に知ってほしくて開設しました。高収入・高待遇の契約社員という立場を利用して、もっと人生を豊かにさせましょう!